【お茶の裏側】煎茶や玉露はどうやって作られる?知っておきたい「荒茶」と「仕上げ」の工程
2026/03/06
毎日何気なく飲んでいる日本茶。実は、あの香り高い一杯ができるまでには、職人技のような精密な機械工程があることをご存知ですか?
今回は、私たちが普段飲んでいる**「煎茶」や「玉露」ができるまでのプロセス**を分かりやすく解説します!
1. まずは「荒茶(あらちゃ)」づくりから
摘み取られたばかりの茶葉は、放っておくとすぐに発酵が始まってしまいます。そのため、まずは茶園の近くにある工場で**「荒茶」**という状態まで加工されます。
主な工程は以下の5ステップです。
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① 蒸熱(じょうねつ):蒸し 生葉を蒸して酸化酵素の働きを止めます。これで、お茶特有の鮮やかな緑色と香りが保たれます。
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② 粗揉(そじゅう):葉振るい 熱風の中でかき混ぜながら揉み、水分を飛ばします。
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③ 揉捻(じゅうねん):回転揉み 熱を加えずに力をかけて揉み、葉の水分を均一にします。
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④ 中揉(ちゅうじゅう):揉み切り さらに熱風を当てながら揉み、葉を細長くしていきます。
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⑤ 精揉(せいじゅう):転線揉み・こくり 「だく」と呼ばれる凹凸のある板の上で、針状に形を整えながら乾燥させます。これが、あの煎茶特有のツンとした形の正体です!
豆知識: 高級茶として知られる「玉露」も、実は製造工程は煎茶とほぼ同じ。違うのは育て方で、新芽が出た頃に日光を遮って育てることで、あの独特の甘みが生まれます。
2. 美味しさを決める「仕上げ加工」
荒茶が完成したら、次はいよいよ私たちが目にする「仕上げ茶」へのステップです。ここで味と香りの個性が決まります。
■ 選別・整形
荒茶には、粉や茎などが混ざっています。これらを「篩(ふるい)」や風の力、さらには最新の色彩選別機を使って、形をきれいに整えながら選別していきます。
■ 火入れ(ひいれ)・乾燥
ここが最も重要なポイント!選別された茶葉を、適切な温度と時間で加熱します。
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新茶や上級茶: 鮮烈な香りを残すため、低温でじっくり。
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中級茶や番茶: 香ばしさを引き立たせるため、高温で。
■ 合組(ごうぐみ)
最後に行われるのが「合組」、いわゆるブレンドです。産地や品種によって異なる特徴を組み合わせることで、品質が安定し、より深みのある味わいへと進化します。
まとめ
お茶づくりは、**「蒸して、揉んで、乾かして、選別して、焼いて、混ぜる」**という非常に手間のかかる工程を経て完成します。
次にお茶を淹れるときは、その一滴に込められた機械の動きや職人のこだわりを想像してみると、より一層美味しく感じられるかもしれませんね。
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