本とおちゃの店 ゆたかの本屋ちゃん

驚き!緑茶も紅茶も同じ木から?知られざるお茶の深遠な世界

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驚き!緑茶も紅茶も同じ木から?知られざるお茶の深遠な世界

驚き!緑茶も紅茶も同じ木から?知られざるお茶の深遠な世界

2025/07/12

愛媛県上島町ににある、ここ、ゆたかの本屋ちゃんでは、日本茶ドリンクとして、煎茶、かぶせ茶 ほうじ茶を提供しています!このように、日本茶にもいろいろな種類があります!

さて、皆さん、普段何気なく飲んでいるお茶。朝にはすっきりとした緑茶、午後の休憩には香りの良い紅茶、中華料理と一緒に烏龍茶…と、様々な種類のお茶を楽しんでいますよね。
でも、ちょっと考えてみてください。これらの多様なお茶は、一体どこから来ているのでしょうか?種類が違うのだから、それぞれ違う植物からできていると思っていませんか?
実は、ほとんどのお茶は、たった一本の**「茶の木」**から作られているんです!
今日は、この驚くべきお茶の秘密に迫り、なぜ同じ木からあんなにも多様な種類のお茶が生まれるのか、その奥深い世界をご紹介します。
同じ木から生まれる奇跡!「茶の木」の正体
私たちが飲むお茶のほとんどは、学名を「Camellia sinensis(カメリア・シネンシス)」というツバキ科の植物、通称「茶の木」から作られています。
同じ茶の木といっても、実は大きく分けて**「大葉種」と「小葉種」**の2種類があります。
* 大葉種(アッサム種など):主にインドのアッサム地方などで見られ、葉が大きく、紅茶の原料としてよく使われます。
* 小葉種(中国種、日本種など):中国や日本で広く栽培され、葉が比較的小さく、緑茶や烏龍茶の原料となることが多いです。
この樹種の違いは、お茶の風味や成分(特にカテキン)の含有量にも影響を与えます。例えば、カテキンが少ない品種は、渋みが少なく、まろやかな緑茶に適していると言われています。
お茶の運命を決める魔法!「発酵」とは?
では、なぜ同じ茶の木から、緑茶、紅茶、烏龍茶といった異なるお茶が生まれるのでしょうか?その秘密を握るのが、お茶作りの最も重要なプロセスの一つ**「発酵」**です。
ここでいう「発酵」とは、茶葉に含まれる酵素が、空気中の酸素と結びついて酸化する化学反応のこと。この発酵の「有無」と「度合い」が、お茶の色、香り、風味を大きく左右するんです。
1. 発酵させない「緑茶」:爽やかさと鮮やかさの秘密
摘み取ったばかりの茶葉は、実は発酵しやすい状態にあります。しかし、緑茶を作る場合は、摘んですぐに蒸したり、釜で炒ったりして加熱処理をします。この熱によって、茶葉の酵素の働きを止め、発酵が進むのを防ぎます。
発酵させないことで、茶葉本来の鮮やかな緑色と、さっぱりとした爽やかな風味、そして独特の旨味が引き出されます。私たちが慣れ親しんだ日本の緑茶は、この「不発酵茶」に分類されます。
2. 途中まで発酵させる「烏龍茶」:複雑な香りのハーモニー
烏龍茶は、緑茶と紅茶の「中間」に位置する**「半発酵茶」**です。
茶葉を摘んだ後、ある程度の時間置いて、意図的に少しだけ発酵を進めます。その後、適切なタイミングで加熱処理を行い、発酵を止めます。この微妙な発酵加減が、烏龍茶特有の、花のような香りやフルーティーな風味、そしてまろやかな口当たりを生み出します。
3. 完全に発酵させる「紅茶」:芳醇な香りと深みのある赤色
世界中で愛されている紅茶は、茶葉を完全に発酵させた**「発酵茶」**です。
摘んだ茶葉を萎れさせ、揉むことで細胞が壊れ、茶葉の酵素と酸素が十分に結びつくように促します。これにより、茶葉が酸化し、色が緑色から褐色へと変化し、独特の芳醇な香りと深い味わいが生まれます。最終的に乾燥させることで、発酵を止め、紅茶が完成します。
収穫時期と加工方法が織りなす「味の魔法」
発酵の度合いだけでなく、茶葉を摘む**「収穫時期」や、その後の「加工方法」**も、お茶の味わいに大きな影響を与えます。
例えば、新芽だけを摘む「一芯二葉」のような丁寧な摘採は、高級茶に多く見られます。また、蒸す、揉む、乾燥させるといった基本的な加工工程も、お茶の種類や産地によって異なり、それぞれの個性を際立たせています。
まとめ:今日の一杯をより深く味わうために
いかがでしたでしょうか?
私たちが普段楽しんでいる緑茶や紅茶、烏龍茶といった様々なお茶は、元をたどれば同じ「茶の木」から生まれているんです。その違いは、主に**「発酵の有無と度合い」、そして「収穫時期や加工方法」**によって生み出されているのですね。
この事実を知ると、今日飲むお茶が、どのような過程を経てあなたの手元に届いたのか、想像するだけでワクワクしませんか?
次に一杯のお茶を淹れる時は、その色、香り、味わいを、いつもより少しだけ意識して楽しんでみてください。きっと、お茶の奥深い魅力に、これまで以上に引き込まれるはずです。そしてぜひ、ゆたかの本屋ちゃんでお茶の味の違いを感じてみてくださいね!

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本とおちゃの店 ゆたかの本屋ちゃん
愛媛県越智郡上島町弓削下弓削225
電話番号 : 0897-72-8108
FAX番号 : 0897-72-8108


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