お茶の歴史：薬から日常へ、そして未来へ

本とお茶の店　ゆたかの本屋ちゃん　では、その名の通り、日本茶を中心にドリンクを提供しています！

そこで、今回は「お茶の歴史」について少しご紹介します！

　お茶はもともと、古代中国で薬として珍重されていました。特に文豪・陸羽が著した現存最古の茶書『茶経』には、「茶の効能は薬に勝る」と記されており、健康長寿に良い「上薬」として扱われていました。
日本へは奈良・平安時代に遣唐使や留学僧が持ち帰り、鎌倉時代には臨済宗の開祖・栄西が日本初の健康本『喫茶養生記』を著し、お茶の効能を広めました。
その後、千利休が茶道を確立し、江戸時代には永谷宗円が煎茶の製法を開発したことで、お茶は武家から一般庶民へと広がり、日常的な飲料として親しまれるようになりました。
現代では、急須で淹れるお茶だけでなく、缶入りやペットボトル入りのお茶、さらには様々な機能性を持たせたお茶など、多様な形で私たちの生活に浸透しています。
まとめると、お茶は「薬」というルーツを持ちながら、時代とともに「文化」として、そして「日常」に深く根付き、今もなお進化し続けている飲み物なのです！

今、緑茶飲料も様々な種類が発売され、インバウンドの影響もあり抹茶が世界的な人気を誇っています！まさに日本茶ブーム到来中！この波に乗り遅れることのないように、上島町に訪れた際には、ぜひ、本とおちゃの店　ゆたかの本屋ちゃんで、のんびりお茶タイム、優雅なカフェタイムをお過ごしください！