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江戸時代にお茶が「国民的飲料」へ!煎茶の誕生と知られざる歴史

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江戸時代にお茶が「国民的飲料」へ!煎茶の誕生と知られざる歴史

江戸時代にお茶が「国民的飲料」へ!煎茶の誕生と知られざる歴史

2026/03/11

みなさんは毎日お茶を飲みますか? 今でこそ当たり前のように飲んでいる「煎茶(せんちゃ)」ですが、実は江戸時代に大きな技術革新と、ちょっと面白い歴史的背景があって広まったものなんです。

教科書の内容から、興味深いトピックを3つにまとめてご紹介します!

1. 「煎茶」と「玉露」の誕生秘話

江戸時代中期、お茶の世界に革命が起きました。立役者は、宇治の**永谷宗円(ながたにそうえん)**という人物です。

それまで庶民が飲んでいたお茶は、茶色くて味も大雑把なものが主流でした。しかし、宗円が1738年に「蒸して揉む」という新しい製法を考案。これにより、お茶は鮮やかな緑色になり、香りも格段に良くなりました。これが現代の「煎茶」のルーツです。

さらにその後、1835年には山本山(山本格斎)によって、直射日光を遮って育てることで甘みを引き出した**「玉露」**も誕生しました。

2. 恐怖の「お茶壺道中」?

有名なわらべ歌『ずいずいずっころばし』。実はこれ、江戸幕府が行っていた**「御茶壺道中(おちゃつぼどうちゅう)」**の様子を歌ったものだと言われています。

  • 将軍家のお茶は特別!:宇治の高級茶を江戸まで運ぶ行列は、なんと大名行列さえも道を譲らなければならないほどの権威がありました。

  • 庶民は戦々恐々:行列が通る間、庶民は戸を閉め切り、息を潜めてやり過ごす必要がありました。歌詞にある「茶壺に追われてトッピンシャン」は、その慌てふためく様子を象徴しているんですね。

3. 世界へ羽ばたく日本茶

江戸時代の終わり、日本が鎖国を解くと、お茶は主要な輸出製品として注目されました。

  • 女性貿易商の活躍:長崎の女性貿易商、**大浦慶(おおらけい)**は、1万斤(約6トン)もの嬉野茶を輸出し、日本茶輸出の道筋を作りました。

  • あの有名な狂歌も!:ペリーの黒船来航時、「たった四杯で夜も眠れず」と詠まれた**「上喜撰(じょうきせん)」**。これは高級なお茶の銘柄と「蒸気船」をかけた見事なダジャレだったのです。


まとめ

江戸時代は、お茶が「特別な飲み物」から「日常の楽しみ」へと形を変え、さらには日本を代表する貿易品へと成長した激動の時代でした。

次に急須でお茶を淹れるときは、宇治から江戸まで茶壺が運ばれた長い道のりに思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

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