【お茶の秘密】なぜ茶畑はあんなに「モコモコ」で、高級なお茶は「日陰」で育つのか?
2026/01/27
美味しい日本茶を飲んだとき、「どうしてこんなに甘みがあるんだろう?」とか、茶畑を見て「どうしてあんなに綺麗に丸く切り揃えられているんだろう?」と不思議に思ったことはありませんか?
実は、あの独特な茶畑の風景や、お茶の深い味わいの裏には、農家さんの「ひと手間」が隠されているんです。今回は、教科書から学ぶお茶作りのこだわりを2つのポイントでご紹介します!
1. なぜ茶畑の木は刈り揃えられているの?(整枝と剪定)
茶畑といえば、あの綺麗なカマボコ型の列ですよね。あれは単に見栄えを良くしているわけではありません。主に2つの大切な目的があります。
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「整枝(せいし)」:芽を揃えて一斉に伸ばす! 枝の表面を綺麗に揃えることで、新しい芽がムラなく一斉に伸びるようにします。こうすることで、収穫の時に古い葉や茎が混ざるのを防ぎ、品質の高い新茶が収穫できるんです。
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「剪定(せんてい)」:お茶の木をリフレッシュ! 何年も収穫を繰り返すと、枝が細かくなりすぎて芽の質が落ちてしまいます。そこで、思い切って深く刈り込む(更新する)ことで、太くて元気な新芽を再び出させるのです。人間でいう「ヘアカット」と「エイジングケア」を同時に行っているようなものですね!
ちなみに、仕立て方には「まんじゅう型」や「水平型」など、収穫方法に合わせた色々な形があるんですよ。
2. 高級なお茶は「日傘」をさしている?(被覆栽培)
玉露(ぎょくろ)や抹茶(碾茶)の原料となるお茶は、収穫前に黒い布やワラで茶園を覆います。これを**「被覆栽培(ひふくさいばい)」**と呼びます。
わざわざ日光を遮るのには、驚きの理由がありました。
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「旨み」を閉じ込め、「渋み」を抑える お茶の旨み成分「テアニン」は、日光を浴びると渋み成分の「カテキン」に変化してしまいます。あえて光を遮ることで、テアニンをそのままキープし、甘くて濃厚な味わいのお茶になるんです。
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「覆い香(おおいか)」という特別な香り 日光を遮って育つと、青海苔のような独特の甘い香りが生まれます。これが高級茶の証。さらに、少ない光を一生懸命浴びようとして葉の緑色がグッと濃くなり、目にも鮮やかな美しいお茶になります。
まとめ:一杯のお茶に詰まった農家の知恵
私たちが何気なく飲んでいるお茶ですが、 「形を整えて元気な芽を育て」、 「光をコントロールして旨みを凝縮させる」 という、緻密な計算と手間でできていることが分かります。
次に茶畑を見かけたり、美味しいお茶を飲んだりした時は、ぜひ「あ、これはあの『ひと手間』のおかげなんだな」と思い出してみてくださいね。
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