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【お茶の豆知識】チャの樹はどうやって育つの?生育サイクルから花の実の活用まで

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【お茶の豆知識】チャの樹はどうやって育つの?生育サイクルから花の実の活用まで

【お茶の豆知識】チャの樹はどうやって育つの?生育サイクルから花の実の活用まで

2026/01/26

皆さんは、毎日飲んでいる「お茶」がどのように育てられ、収穫されているか知っていますか? 今回は、チャの樹の1年間の生育スケジュールや、意外と知られていない繁殖方法、そして「花や実」の活用についてご紹介します。

1. チャの1年:新芽の息吹から休眠まで

チャの樹には、季節に合わせた生育サイクルがあります。

  • 春(一番茶の季節): 冬の「休眠」から目覚めたチャは、3月中旬頃(早生種)から萌芽(ほうが)が始まります。4月初旬から本格的な生育期に入り、新芽が4〜5枚開いた頃が「一番茶」の摘み採り時期です。この時期は気温が低いためじっくり育ち、最も高品質なお茶が収穫できる農家の繁忙期となります。

  • 夏(二番茶・三番茶): 一番茶を摘んだ後、約50日で「二番茶」、さらに気温が上がる夏には30〜40日という短いサイクルで「三番茶」が収穫されます。

  • 秋から冬: 気温が18℃以下になると生育が緩やかになります。来年の収穫に備えて枝を整える「整枝(せいし)」を行い、初冬になると翌春まで長い「休眠」に入ります。

2. チャの増やし方:なぜ「挿し木」が主流なの?

現在、チャの栽培では「挿し木」による繁殖が一般的です。

昔は種をまいて育てていましたが、チャには「自家不和合性(自分の花粉では受精しにくい性質)」があるため、種から育てると親と違う性質の樹(雑種)になってしまい、品質が安定しないという悩みがありました。

昭和に入り「挿し木」の技術が確立されたことで、同じ品質の苗を安定して作れるようになり、品種化が一気に進みました。 ちなみに、苗を植えてから収穫できるようになるまでには4年、収穫が安定するまでには7〜10年もの歳月がかかります。チャの樹の寿命は30〜50年ほどと言われています。

3. お茶の花と実:実は油がすごい!

茶園では、樹の栄養を葉に行き渡らせるため、花が咲くのはあまり好ましくないとされています(樹が弱っているサインとも言われます)。しかし、チャの花や実には意外な活用法があります。

  • 花: 白い5弁の美しい花を咲かせます。サザンカやツバキの仲間で、観賞用の交配種(チャツバキなど)も存在します。

  • 実(茶の実油): 茶の実には約20%の油分が含まれています。この油には、コレステロール値を下げる作用があるオレイン酸やリノール酸、ビタミンEなどが豊富に含まれています。 かつては搾油率の低さが課題でしたが、最近では技術の向上により、ドレッシングなどの食品や、化粧用オイル、シャンプーなどにも活用されるようになっています。

まとめ

一杯のお茶の背景には、長い年月をかけた育成と、季節ごとの丁寧な管理があります。 春の新芽のエネルギー、そして秋にひっそりと咲く花や実の恵み。そんなチャの生命力を感じながら、次の一杯を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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